ニューラルネットワークとは脳の構造を真似して人工的に 脳の働きを作り出すことを目指している。

そこで 研究動機を簡単に話すと...

脳と素粒子

                         
学生 : 研究題目「脳と素粒子」、これは大風呂敷と言うか、デタラメと言うか、真面目な題目ですか??????。
先生 : 勿論真面目です。大風呂敷では無いとは......
学生 : 大体、脳は生物で、素粒子は物理でしょ。それも脳や素粒子はその分野の最先端ですよね。
先生 : その通り。
学生 : どうして脳と素粒子が結びつくのかな?
先生 : コッホン。では、講義をする。脳は神経細胞が多数集まり、集団活動をしている。一方、空間は場であり、この場は素粒子を励起する事ができる。
学生 : 待って。わからない言葉をならべても、わかるわけが無いじゃないですか。だから、大学の先生は嫌われる。多少興味があるから、質問しているじゃないですか。理解できる言葉で説明してください。
先生 : ゴメン、ゴメン。では蟻を例に取って説明しよう。蟻は一匹ではたいしたことはしないけど、集団になると巣作り、獲物獲得など、すごい事をするよね。
学生 : 庭やテレビで 蟻の生態をみていて同じ様に感じたことがある。
先生 : ポイントはそこそこ。単純な物が多数集まって複雑な行動する。これは、 人間も含めた生物に多くみられる。
学生 : 脳の場合、この単純な物が神経細胞ですか。でも、集まれば いいっても んじゃ、無いですよね。 烏合の衆て言葉もあるし。
先生 : なかなか鋭いね。確かに集まるだけじゃ、駄目だ。協力が重要だ。脳の 場合、この協力の形が判りつつあり、わりあい簡単な形であると考えら れている。
学生 : つまり、脳では単純な神経細胞が多数集まり比較的簡単な協力をしている。で、素粒子の場合は?
先生 : 素粒子の場合、単純な物は空間で、機能は素粒子があるかないです。協力は隣しかしない。
学生 : 物が空間といわれてもね....。嘘をついていませんか?
先生 : 懐疑的になるのも、無理はない。でも、真実だ。
学生 : 「色即是空」、「空即是色」みたいだな。ところで、蟻の場合、どんな協力をしているのですか? 蟻同士、お喋りしているの?
先生 : .......