二次元量子波束の散乱

 円筒型ポテンシャルによる、電子波束の散乱の シミュレーション。

静止画(JPEG)

(20KB)

学生:
波束と色がしだいにずれていきますね。画像を見ると 位相速度より群速度の方が早いように見えますが。
教官:
普通の波動方程式は群速度より 位相速度の方が速いわけだがシュレディンガー方程式 の場合分散関係が波長が短くなるほど位相速度が 速くなるのでこうなるわけだ。


FORTRAN77 source code β版:
計算方法、変数の説明をそのうち付けます

素直なコーディング高速メモリー節約版
ここに置いてあるコードはパラメータを合わせていませんが、 確か同じ条件で計算速度が30%から40%向上していたと思う。
 UNIX上でf77でコンパイル、実行をすることを前提とし、結果のファイルはPPM(portable pixmap)形式で出力し gzip で圧縮するようになっています(圧縮しないと数メガバイトのファイルを数百枚をはき出す)。
 他の環境の場合はそのあたり手直ししてください。
 また使用メモリーは高速メモリー節約版で、格子数512×512だと、約8.5メガバイト、計算時間はPentiumのパソコンで数時間から1日程度です。使用可能メモリー、CPUパワーに応じて調整してください(ソースの lx,ly,lxg,lyg を lx = lx, ly = lyg で変更する。あとこの計算例だとプロパゲータのポテンシャルによる部分を配列に入れる必要はないので更に半分に減らせます)。


動画(MPEG)

  1. 引力ポテンシャルの場合(68KByte)
  2. 引力ポテンシャルの場合その二(121KByte)
  3. 引力ポテンシャルの場合その二(確率密度)(106KByte)
  4. 引力ポテンシャルの場合その三(110KByte)
  5. 引力ポテンシャルの場合その三(確率密度)(86KByte)
  6. 斥力ポテンシャルの場合その一(107KByte)
  7. 斥力ポテンシャルの場合その一(確率密度)(86KByte)


RLE

  1. 引力ポテンシャルの場合(395KByte) gzipで圧縮してあります。普通、左ボタンクリックでは意味なし

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