2008年1月13日 市川三郷町 秋葉の辻なかきた祭り
 秋葉の辻完成イベント

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秋葉の辻 設計図


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経過

 2007.1.17 住民の皆さんとの話し合い(設計について)
 2007.3.19 住民の皆さんとの話し合い(設計について)
 2007.11.8 住民の皆さんとの話し合い(設計と完成イベントについて)
 2007.11.12 中央地区まちづくり懇談会の方との話し合い(完成イベントについて)
 2007.11.14 住民の皆さんとの話し合い(完成イベントについて)
 2008.1.12 イベントの仕込み
 2008.1.13 9:00〜10:00準備、10時〜13時 イベント


 この場所は古くから道がクランクしていて、車が通ることができず
また「いきいきふれあいサロン」という高齢者の施設もあるため、
車が通れるようにしたい、という意見がまちづくりの話合いのなか
で4年前から出されていました。市民・行政・大学が協働してまち
づくり活動にがんばっていることが内閣官房から認められ、国から
の予算がもらえそうだということになりました。そこでこのクラン
ク解消の計画が動き出しました。
 この地区は建物が密集していますが、防火水槽がありません。
またクランクの形は歴史的にも意味があり、ふれあいサロンもある
ことだし、人が集うことができる辻広場にしようという案が出され
ました。広場には耐震防火水槽が埋められています。
 道路拡幅と防火水槽以外に植物や水辺を取り入れることに対して
は、当初は、植物は掃除がたいへん。水路も掃除が大変。全部アス
ファルトにして車に便利にしてほしい、などの意見もありましたが、
話し合ううちに、みんなで分担して掃除や管理をしよう。この地区
にあった道祖神様(水路の片隅に追いやられている)をこの広場に
移動しよう。桜の木もほしいね。と積極的な意見になりました。
完成イベントも、この地区に伝わる獅子があったね。花をみんなで
植えよう。寒いからお汁粉をつくろう。踊りを踊ろう。ぽん菓子を
つくろう。・・・と話が盛り上がってしまいました。

 「山梨大の学生さんが、このまちのために考えてくれているのに
私たち住民が主体に動かないのはおかしい」と言っていただいたり
「このお祭りの話し合いで、今まで話そうとおもっても話をできな
かった人たちと楽しい話ができるようになって人の輪がひろがった
」と言っていただいたことは、ほんとうにうれしかった。
 小さな広場の小さなお祭りですが、こういったことが続いていっ
て、人の輪ができ、その中から、この地域のこと、みんなのこと、
を話し合う場が生まれて、また次の活動が起こっていけば、きっと
良いまちになっていくと思います。



 式典 寒いなか、100人くらい来てくれました。
 司会は野澤(院2年)、ファンインコミュニティ代表(4年生鈴木)が挨拶しました。


 みんなで花植え まだ草花が少ないので、これからみんなで作っていってほしい。


 この地区に伝わる獅子。「あくまっぱらい」という道祖神祭で舞った。
 今は子供がいなくなってできなくなってしまった。今日は学生が舞ます(3年生市川)


 踊りがはじまりました。私たちのハッピも用意してくれて、輪の中へ


 どんど焼きにかかせない「おめえだま」。マユを模ったお餅です。
 おばあちゃんたちが作ってくれました。
 5つづつ挿します。枝が飛び出してはいけません。



 ぽん菓子に小林が挑戦。



 ポンされたお米。熱いうちに砂糖水をからめてぽん菓子完成。





秋葉の辻なかきた祭りの開催ポスター(design by 溝渕)
  




一緒に活動していただいた皆さまに感謝いたします
■住民のみなさん、八幡公民館のみなさま
■市川地区中央部まちづくり懇談会のみなさま
■市川三郷町役場、まちづくり推進室のみなさま
■防災&都市づくり研究室吉川先生
■山梨大学学長貫井様(このイベントは山梨大学地域社会貢献活動支援を受けました)
ありがとうございました!!