水工学研究室では,河川や水に関わる諸問題の解決のために研究を行っています.
水資源の推定,河川の水量・土砂量の把握,河道管理,流域地域計画,環境保全,降水現象の解明,防災教育,医工融合研究など,広範囲にわたります.
対象地域は,山梨県内の富士川を中心として,アジアの河川(バングラディシュ,カンボジア,中国,インドネシア,ラオス,ミャンマー,タイ,ウズベキスタン,ベトナム)にまで及び,現地観測をはじめ,シミュレーションモデルの開発や計算,解析を主に行っています.
活発な議論を持ち,他大学との共同観測,研修を行い,学生間での交流も頻繁に進められています.
学外活動では,土木学会,水文・水資源学会での発表を中心として,国際学会も参加しています.
卒業後の進路は,研究者,公務員,ゼネコン,コンサルタント,気象会社と多岐にわたり,卒業生は,国内外でご活躍されています.
水工学研究室では,
1.正義感・使命感が強い
2.社会の仕組みに興味がある
3.常識に疑問を持てる
「人の役に立ちたい」と本気で思えるチャレンジングな学生をお待ちしています.
国や自治体などの枠組みを超えた流域管理の視点を持ち,ローカルな視点とグローバルな視点を併せて国内外の水問題の解決策を考えることができる専門技術者・研究者を養成する.より具体的には,(1)水資源,防災,環境のマネジメントに関する高度な専門的知識と技術力を持ち,(2)社会的協調を基本とした問題解決能力を持ち,これらを流域管理に役立てることができる人材を養成する. |