2022年度 事 業 報 告

 2022年度も前年度の成果や課題を引き継ぎ、事務局の機能向上と事務の効率化に努め、徽典会の発展・充実に努力した。しかし、新型コロナウイルス感染状況は衰えるところを知らず、今年度も猛威を振るい、様々な事業に影響が出た。
1.
会員データベースについて
 
会員住所への会報郵送をより完全に実施するために、地区幹事からの連絡や異動通知票、メール等での現住所連絡を機会あるごとにお願いし、より新しい情報の収集に努めた。

2.

会費について
(1)新入会員 
 ・ 学部・・・・・・・・・・・
117名
(135名中)
 ・ 特別支援教育専攻科・・・・
8名
(10名中)
 ・ 大学院・・・・・・・・・・
8名
(39名中)
 ・ 計・・・・・・・・・・・・
133名
入会(5,320,000円)
※専攻科並びに大学院には入会済みの新入生がいる。
(2)通常会員(1,000円会員18名 2,000円会員88名)
 会費納入が必要な通常会員には、会報同封の振替用紙により例年のように送金をお願いした。
 満年齢85歳(卒業年齢を4年制卒業者は22歳、2年制卒業者は20歳として計算)を超える通常会員の会費免除と終身会員への移行の一時金 15,000 円の制度は継続した。なお、会員の実情に応じた裁量はこれまでどおり残した。

3.

定期総会、記念講演、懇親会、卒業30年目研修会・同級会について
 コロナ禍により定期総会・記念講演・懇親会・30年目研修会・同級会を中止せざるを得なかった。しかし、総会で審議する議題については理事の方々に書面会議で検討していただき承認を得た。また、常任理事には徽典会事業等に関わる貴重なご意見をいただいた。
 なお、卒業30年目同級会については年度の途中まで開催の可能性を探っていたが、新型コロナウイルスの感染状況が改善しないため中止することとした。実行委員長には「卒業30年目を迎えて」というタイトルで会報に寄稿していただいた。

4.

卒業20年目研修会・同級会について
 この事業については、「古家貴雄教育学部長記念講演」並びに新企画「卒業20 年目同級生と現役学生との交流会」を計画し実行委員会で検討してきたが、実施直前になり新型コロナ感染症の第7波が発生し、中止することに決定した。実行委員長には「卒業20年目を迎えて」というタイトルで会報に寄稿していただいた。

5.

会報58号の編集・発行・配布について
   表紙絵・中表紙絵・カットは、美術科学生に描いていただくことができた。
 ・  文芸欄(俳句・短歌・川柳)については会報58号同様特設欄を設けず、自由投稿された作品を紙面のスペースを考慮しながら掲載した。
 ・  「母校だより」には、様々な側面から母校の様子がわかる内容を掲載することができた。
 ・  「会員の広場」には、本学部学生(4年生各2名)をはじめ様々な年代や地域か ら寄稿していただくことができた。
 ・  刊行作業では各段階を慎重に点検して、51頁、10,120 部を発行した。
 ・  昨年度に引き続き夫婦とも会員には、会報は一冊のみの送付とした。
 ・  2年以上会費未納の方へは会報の発送を見送った。ぜひ会費の納入を忘れずにお願いしたい。
会 員
9,176部
終身会員
8,531部
(県内
5,032部 :
県外
3,499部)
免除会員
539部
(県内
408部 :
県外
131部)
通常会員
106部
(県内
91部 :
県外
15部)
【都道府県別送付数】
北海道
17
青森県
15
岩手県
25
宮城県
25
秋田県
20
山形県
28
福島県
33
茨城県
52
栃木県
81
群馬県
69
埼玉県
126
千葉県
152
東京都
498
神奈川県
445
新潟県
83
富山県
75
石川県
51
福井県
58
山梨県
5531
長野県
412
岐阜県
121
静岡県
525
愛知県
238
三重県
72
滋賀県
30
京都府
21
大阪府
29
兵庫県
55
奈良県
10
和歌山県
8
鳥取県
23
島根県
26
岡山県
45
広島県
19
山口県
16
徳島県
14
香川県
11
愛媛県
18
高知県
5
福岡県
10
佐賀県
8
長崎県
23
熊本県
13
大分県
5
宮崎県
16
鹿児島県
14
沖縄県
5
準会員
724部
学生
724名
(卒業生・新入生含む)
大学教職員
133部
教育学部教員
103名
教育学部長
10冊
教育学部支援課職員
20名
その他
77部
寄稿者 表紙絵挿絵作成者 編集委員 副会長
山梨工業会 医学部同窓会 全学同窓会 教職支援室
附属図書館 総務部総務課広報担当
保 存
10部
 

6.

徽典会塾について ~準会員(在学生)及び正会員(卒業生・修了生)の就職支援~
 新型コロナ禍であったが、就職支援活動である「徽典会塾」(教員選考検査へ向 けた学習会)は、準会員(在学生)並びに卒業1~2年目会員を対象に、水曜日の午後と土曜日の午後を使い、「はじめに(出題傾向等)」を1回、教職教養(教育法 規、教育原理、教育心理・教育史)を各1回、論作文を2回、個人面接・集団討議・模擬授業を1回(コロナ感染防止のため1回不実施)、計7回行った。教職支援 室と調整したり学生の要望を取り入れたりしながら実施した。
 参加した学生からはもう少し回数を増やして欲しかったなどの意見もあったが、全体をとおして概ね好評であった。
 受講登録者数:38名、受講延べ人数:170人。
 受講生38名が教員選考検査を受検し、36名(94.7 %)が合格した。
 合格率は昨年度より 11 %ほど上昇した。
 この学習会の講師をしてくださった方々には心より感謝したい。

7.

会員への情報提供について
 会員への情報提供の利便を拡大するための大学ネットワーク加入も10年目を迎えた。今年度もホームページを更新することができた。ホームページ更新に御尽力いただいている担当者には心から感謝したい。

8.

事業一覧
(1)
徽典会新入会員受付(山梨大学新入学生学務手続き時 4/5)

(2)

徽典会の会議・総会・研修
 1.正副会長会議5回(4/8 6/13 10/14 1/17 3/16)
 2.組織担当者会議(5/27)
 3.常任理事会・理事会合同会議 1 回(4/25 ~書面会議)
 4.総会
  ・定期総会(中止)
  ・芙蓉会総会・演奏会(5/22 J 号館 5F)
  ・東京支部総会(中止)
  ・神奈川支部総会(中止)
 5.研修会
  ・卒業30年目研修会(中止)
  ・卒業20年目研修会(中止)

(3)

会報の発行
 ・編集委員委嘱式(5/9:委嘱状送付)
 ・編集小委員会5回(4/23 8/29 10/3 10/17 11/7)
 ・編集委員会6回(5/9 5/30 6/13 8/29 10/3 10/17)

(4)

徽典会塾 (5/28 6/4 7/13 7/16 7/23)

(5)

会計監査
 ・2021年度末会計監査 (4/8)
 ・2022年度中間会計監査 (10/14)

(6)

大学の行事への参加
 ・山梨大学入学式(4/6)
 ・大学祭(11/4 ~ 11/6)
 ・定年退職教員離任式及び送別会(中止:退職者 4 名)
 ・山梨大学卒業式・修了式(3/23)

(7)

大村智記念基金関係
 ・第1回大村智記念学術館管理運営委員会(メール会議)(6/20)
 ・大村智記念基金奨学金授与式(5/24) 合計18名(30万円×18)
   教育学部(課程3コース)3名  医学部(2学科)4名  工学部(7学科)7名
   生命環境学部(4学科)4名
 ・第 2 回大村智記念学術館管理運営委員会(メール会議)(3/27)

(8)

教育研究支援基金管理運営委員会関係
 ・第1回教育研究支援基金管理運営委員会(メール会議)(5/18)
 ・第2回教育研究支援基金管理運営委員会(メール会議)(7/7)
 ・第3回教育研究支援基金管理運営委員会(メール会議)(3/27)

(9)

同窓会関係
 ・全学同窓会理事会(書面会議)(6/3)
 ・山梨工業会総会(招待見合わせ)
 ・医学部同窓会総会(招待見合わせ)

(10)

関係機関の総会・互礼会
 ・県教育会総会(招待見合わせ)
 ・県退職公務員連盟総会(招待見合わせ)
 ・県教育会・退公連新年互礼会(中止)