DEC(Digital Unix)にハードディスクをくっつける 近年、悲しいことに古いDECが次々と亡くなっております. 古いマシンを計算用に使っている人はいないと思いますが, くっついていたハードディスクに昔つかった大事なデータが入っていたという人が いるかも知れません(僕だけかもしれませんが). そんなわけで一応DECマシンにハードディスクをくっつける方法を書き残しておきます. ただし,これはOSとしてDigital Unixを使っていたマシンのハードディスクを Digital Unixを使っているマシンにつけるやり方で, OSとしてTru64Unixを使っているマシンで フォーマットがAdvfsなハードディスクについては別のやり方が必要になります. (思い出したらそっちも書きます) 0.DECマシンはshutdownした状態で,ハードディスクの電源も落としておく 1.SCSIに物理的に接続する  SCSIに接続しているデバイス同士でSCSI IDがかぶらないようにしてください 2.電源を入れ,bootし,rootでログインする 3./devで,新しくつけたハードディスクと思われるデバイスを探し, fsckを実行する,例えば新しくつけたハードディスクがrz35cと表示されている場合 fsck /dev/rz35c とする くっついているハードディスクの情報は/etc/fstabにあるので その辺見ながら適当に対処してください. 4./etc/fstabを編集 例えば/dev/rz35aにつながっている/iusr6をマウントする場合は /dev/rz35a /iusr6 usf rw 1 2 て感じで このへんは前に書いてあるのをコピペしましょう fstabに書いてある順番にboot時にマウント,fsck等が行われます 5.reboot 6.rootでログインして/etc/exportsを編集 例えば /iusr6 wrct8:wrct9:wrct11 というように リモートホストからそのハードディスクをマウントしたい場合 /etc/exportsにハードディスク名とリモートホスト名を書いておく必要があります.