CReSiBUCを更新する際のローカルルール 1. 自分が編集したソース,及びSiBUCのソースは~/src_x.xx/SiBUC_Src/User_Mod   に置く. 2.CReSSのファイル (xxxx.f90)を一部分変えた場合,   xxxx4cresibuc.f90と名前を変えて,~/src_x.xx/SiBUC_Src/User_Mod   に置く ご存じのように,CReSSもSiBUCも現在まだ精力的に更新が行われているので, どちらか,もしくは両方を入れ替えないといけないことが多いです. その際,CReSSから変更の必要があるファイルを~/src_x.xx/SiBUC_Src/User_Mod に集中させておくと作業が楽になります. 3.並列バージョンでシングルバージョンとソースを変えなくてはならない場合は   xxxx.f90をxxxxm.f90とする. シングルバージョンと並列バージョンでは同じにできるところは極力同じにした方がよいのですが, いくつか変える必要があるところがありますので, 上記のようにしておくと更新のとき楽です. 4.更新日時,更新者,更新場所を残す 上の方に更新者と更新日時を書くところがあります. 更新場所には一行ですむ場合は !added (modified, deleted) by K.S. という感じで, 多くの行に及ぶ場合は !! (K.S. modified following part) ... !! (K.S. modified above part) という感じにしてください. 5.バグをできる限り残さないように努める 一回組んで一つもバグを出さないことはほぼ不可能ですが, ・「後で別な人が直せばいい」という甘えきった思想を断ち切る. ・コンパイルが通る=バグがないという甘い考えを捨てる. ・予期しない,あるいは異常な値がでたときにプログラムを止めるようにする. ・要所要所で値を書き出してみて意図したとおりに動作しているか確認する. ・動作確認,デバッグの時間を意識的に取る ・後でまとめて,ではなく更新した部分ごとに動作確認,デバッグを行う. 等によりバグを減らしていくことはできます. #地味な作業とは思いますが. 一度半年程度かけて大量のバグを含んだコードを作ってしまうと, それを直すには正味で一年以上かかります. またその部分の更新は論文・プレゼンテーション上は 「終わっている」ことになってしまい,コード整備に十分な時間を使わせてもらえなくなるため, 実際には三年から五年かかってしまう可能性があります. 以上の経緯から, 功を焦っていい加減な仕事をする行為が プロジェクトの失敗に直結するのみならず,研究の継続自体を困難にすることを ご理解いただければ幸いです. 文責:相馬