主な担当科目
創発PBL(全学共通教育科目)
(全1年生対象、通年開講、2025年度より裏方担当)「創発PBL」は、2025年度から山梨大学の共通教育に新設された科目です。この授業では、皆さんが「2050年にどんな社会を望み、その実現のために自分はどんな役割を果たせるのか」を1年間かけて考えながら、ブレインストーミングの方法やアカデミック・ライティングの技術などを学びます。また、個人での探求だけでなく、仲間と議論し合うことで、世の中の課題を自分ごととしてとらえ、他者を尊重する力を身につけていきます。その過程で発生するコンフリクトも成長の糧と考えています。この授業を通じて、自分の考えや将来のビジョンが明確になり、2年次から始まる専門科目がただの「授業」ではなく、将来の自分に必要な学びへと変わること、また、4年次の卒業研究が自分ごとへと変わることを期待しています。
実用英語1(全学共通教育科目)
(全1年生対象、通年開講、2025年度担当)「実用英語1」は、は令和7年度に新設された英語授業です。この授業は、e-ラーニング、TOEIC(R) L&Rテスト受験、英会話セッションの3つから構成されており、実践的な英語のスキルを身につけるだけでなく、「もっと英語ができるようになりたい」という意欲を育み、特にビジネス場面でのコミュニケーション能力の向上を目指しています。学ぶ楽しさを感じながら、自ら積極的に取り組んでください。
電気の基礎
(機電系クラス1年生対象、後期開講、2024年度より担当)「電気の基礎」は、2024年度の山梨大学工学部改組に伴い、新設された機電系クラス1年生向けの科目です。この授業では、学生が電気電子工学の全体像をつかむこと、また、電気電子工学の面白さを知ることを目指しています。これにより、2年次以降に取り組む専門科目の立ち位置(他の専門科目および応用分野との関係性)が分かり、一歩踏み込んだ学びができるようになることを期待しています。授業では、実演や実習、グループワークを積極的に取り入れています。
電気系エンジニアのための英語リテラシ
(電気電子工学コース2年生対象、後期開講、2025年度より担当)この授業では、学生が自ら考えた簡単な実験について、その背景、問題点、仮説、実験方法、結果、考察、そして結論をすべて英語でレポートにまとめます。また、英語でのプレゼンテーションも行います。この授業で学ぶレポート作成の手順は、卒業研究の際に論文を書くときに大いに役立ちますので、ぜひ習得して下さい。担当するのは、プロジェクト型学習(Project-Based Learning)に精通したネイティブスピーカーの教員です。
電力発生工学
(電気電子工学コース3年生対象、後期開講、2026年度より担当)この授業では、私たちの日常生活でどのように電気が使われているかを理解し、それに応じた電気エネルギーの作り方を学びます。例えば、水の位置エネルギーを水車で電気に変える「水力発電」、石油や石炭といった化石燃料のエネルギーをボイラーやタービンを使って電気に変える「火力発電」、風のエネルギーを風車で電気に変える「風力発電」など、さまざまな方法で電気を作ることができます。この授業では、これらの発電の仕組みや具体的な方法、使われる設備について学びます。
電気応用実験
(電気電子工学科3年生対象、後期開講、2025年度まで担当)この授業では,電気エネルギー変換工学,電機制御工学,高電圧工学,光波動工学等の科目を中心にした内容のテーマのもとに,実験を通して,講義,演習で得た知識をより一層完全なものにすることを目的としています。