研究テーマ

在学中は,水道原水中の汚染物質を高度酸化処理法(AOP),特に光触媒反応によって浄化する研究を行ってきた。
   ・光触媒反応を利用した水中有機物質の分解微生物の殺菌・不活化
   
・太陽光エネルギーを利用した排水処理技術の開発

最近では,水源水域の水質や生態環境(例えば水源林)を系統的に管理する必要性を重視し,下記のようなフィールドワークを主体に活動している。

  外部環境と相互作用する森林生態系の物質循環システム
  ・・・森林の機能を定量化する実験科学的野外調査 

  マルチプロファイリングによるDOCの起源推定と発生機構の解明
  
・・・総体量だけでも微量有害物質だけでもない,有機物を起源推定する手法の提案 

  自然公園内で発生する人為汚染とその対策
  
・・・山と登山者が共に生きる道はないのか? 

  降雨や地下水の調査

  ・・・ゆりかごから墓場まで

担当授業

発表論文

最近の発表

助成研究

  科学研究費補助金(奨励研究(A)),淡水環境における有機物質移動の分子形状変化による把握,日本学術振興会,1999-2000

  科学研究費補助金(奨励研究(A)),樹冠通過する酸性降下物の緩衝反応に関わる未知物質の探索,日本学術振興会,2001-2002

  富士山環境保全支援プラン助成金,富士北麓樹林帯における酸性降下物の影響調査,富士山クラブ,2001

  富士山環境保全支援プラン助成金,富士北麓天然林における炭素移動量の把握,富士山クラブ,2001

所属組合

   日本水環境学会, International Water Association,日本林学会,環境科学会,参道自治会

その他の活動