Grab-and-Slide: ディスプレイのスライド動作にもとづく地図ナビゲーション手法の提案
概要
近年,都市や観光地などのインフォメーションセンターにおいて,情報検索端末の導入が進んでいる.
これらの情報検索端末における現在の地図ナビゲーションでは,主として,画面内に表示されているボタンをタッチするなどの操作で地図を動かす手法が用いられている.
そこで,より直感的な操作の実現と操作性の向上を目的とし,ディスプレイ周囲のフレームをスライドさせることで地図ナビゲーションを行う手法を提案した.
この手法の有効性について客観的および主観的側面から評価実験を行った結果,操作性の向上と直感的な操作の実現が確認された.
キーワード
地図ナビゲーション,情報検索端末,ディスプレイ,スライド,直感的,操作性
代表的な論文 / 口頭発表
- 高柳 昌弘, 木下 雄一朗, "Grab-and-Slide: ディスプレイのスライド動作にもとづく地図ナビゲーション手法の提案,"
ヒューマンインタフェースシンポジウム2010講演論文集, pp. 681-684, 滋賀・草津, 2010年9月.