水を用いたインタラクションによる音楽表現システム
概要
ユーザ間の共感,コミュニケーション支援の実現を目的として,水を用いたインタラクションにより音楽と映像を生成するシステムを構築した.ユーザは手で水槽内の水面を軽く触れたり,手を水中で揺らしたりすることによって,水面に様々な変化を与える.また,複数のユーザが順番に操作したり,同時に操作したりすることも可能である.水槽の周囲には複数のベンドセンサが設置されており,センサによって検出される水面の変化に基づき,和音やメロディ,音量の制御を行った.同時に、水面や音の変化にあわせた映像を生成し,水槽内の水面に投影した.
キーワード
音楽,水,コミュニケーション支援,インタフェースデザイン,インタラクティブアート
代表的な論文 / 口頭発表
- 趙 慧寧, 木下 雄一朗, "水とのインタラクションを利用した音楽表現システムの提案," 第71回情報処理学会全国大会講演論文集, No. 6Y-8 (2 pages), 滋賀・草津, 2009年3月.