Back
ネパール調査2010
昨年に引き続き、今年もネパールのカトマンズ盆地の水質調査に(夏休み返上で)行ってきました。
私は、8月17日〜23日の7日間参加し、地下水と河川水の微生物の分析を担当しました。

二度目の訪問で気が緩んでいたのか、あるいは、今年は雨が多かったからなのか、
終盤に体調を崩してしまいましたが、その分(?)良いデータが得られることを期待しています。


盆地内の約40地点の浅井戸で地下水を採取しました。黒い水が出てくるなんてことも・・・。

  


採水していると、子供たちが興味深そうに近寄ってきます。
今回出会った子どもたちは、ペンに興味があるようでした。

  


河川水は8地点で採取し、原虫(クリプトスポリジウム、ジアルジア)を測定しました。
地点によっては105個/Lを超える高濃度でジアルジアが検出されていて、日本ではちょっと考えられない現実です。

  


ホテルの水道水は、ろ過後の膜の色も当然気になりますが、大腸菌が当然のように
検出されていたのがもっと気になります。この水でうがいや歯磨きをしたのは致命的だったでしょうか。




一見すると雰囲気の良いレストランですが、実際は計画停電で電気がつかないだけだったりします。

 

Last updated : 2010.08.28
by Eiji Haramoto