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Eiji Haramoto, Interdisciplinary Center for River Basin Environment (ICRE), University of Yamanashi

山梨大学国際流域環境研究センター 原本英司

原本 英司(はらもと えいじ)

国立大学法人山梨大学 国際流域環境研究センター 教授

学部担当:工学部 土木環境工学科(〜2023年度)、工学部 工学科 土木環境工学コース(2024年度〜)
修士担当:大学院医工農学総合教育部 修士課程 工学専攻 流域環境科学特別教育プログラム
博士担当:大学院医工農学総合教育部 博士課程 工学専攻 環境社会システム学コース 流域環境科学分野

★審査付論文数:180報(筆頭著者:40報)
★外部資金獲得件数:41件(研究代表者分のみ)
★h指数:39(39報の論文の被引用回数が39回以上、Web of Scienceによる解析結果)

Goggle Scholar
Web of Science
ORCID

趣味:ウエイトトレーニング(特に、ベンチプレス)
最高記録 135kg(130kgは3回、125kgは4回、120kgは6回挙がります)

お知らせtopics

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新着情報news

2025年12月6日
ヒト糞便汚染指標として近年提案されているプラスミドDNA「pBI143」を対象に,下水と河川水中における残存性を評価した論文(筆頭著者:Yadpiroon Siri氏(博士3年))が「Total Environment Microbiology」に掲載されました。
2025年11月26日
空気清浄機の集塵フィルターに捕集された新型コロナウイルスを回収する技術を開発し、患者病室や一般エリア等の病院内の10ヶ所に空気清浄機を設置して実施した実証試験によって空間中の新型コロナウイルスの分布状況の可視化に成功した成果をまとめた論文(筆頭著者:平井 聡一郎氏)が「Next Research」に掲載されました。
2025年11月11日
ネパール・カトマンズ盆地内の下水処理場において,手足口病を引き起こす4種類のエンテロウイルスを対象とした下水疫学調査を実施した結果をまとめた論文(筆頭著者:Sunayana Raya氏)が「Food and Environmental Virology」に掲載されました。
2025年10月18日
スタンフォード大学・エルゼビア社により公開された「世界で最も影響力のある科学者トップ2%」の2025年版において,「生涯(career-long)」および「単年(single recent year)」区分で選出されました。単年区分は5年連続,生涯区分は初めての選出となりました。
2025年5月1日
タカラバイオ株式会社との共同研究の成果として,Stilla Technologies社のクリスタルデジタルPCR装置「naica system」を用いたマルチプレックスデジタルPCRにより,4種類の腸管系病原細菌(ウエルシュ菌,サルモネラ属菌,カンピロバクター・ジェジュニ,カンピロバクター・コリ)と呼吸器系病原細菌(A群溶血性レンサ球菌),指標細菌(大腸菌)の6種類のターゲットを同時検出・定量する手法を開発し,下水疫学調査への有効性を示した論文(筆頭著者:Sadhana Shrestha研究員)が「Environmental Pollution」に掲載されました。
2025年3月3日
タカラバイオ株式会社との共同研究の成果として,Stilla Technologies社のクリスタルデジタルPCR装置「naica system」を用いて6種類の病原ウイルス(腸管系ウイルス,呼吸器系ウイルス:各3種類)を同時検出・定量する手法を開発し,下水疫学調査への有効性を示した論文(筆頭著者:Bikash Malla研究助教)が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2025年2月27日
ナノプレート型のデジタルPCR装置QIAcuityを用いて手足口病の主要な病因である4種類のエンテロウイルス(エンテロウイルスA71型,コクサッキーウイルスA6・A10・A16型)を同時に検出・定量する手法を開発し,下水疫学調査に適用して有効性を示した論文(筆頭著者:Sadhana Shrestha研究員)が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2025年2月1日
水環境中におけるヒト糞便汚染指標として新たに提案されているプラスミドDNA「pBI143」を対象に,最適な濃縮法を検討し,下水中の存在濃度・変動特性を他の指標ウイルスと比較すると共に,下水疫学調査における新型コロナウイルス濃度の補正指標としての有効性を評価した論文(筆頭著者:Bikash Malla研究助教)が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2025年1月1日
微生物濃縮・RNA抽出キットのCarbon Prep for Wastewater RNA extraction(Life Magnetics社)による下水中の新型コロナウイルスの検出への有効性を評価した論文(筆頭著者:Made Sandhyana Angga氏(元・本研究室学生・研究員,現・東京大学JSPS外国人特別研究員))が「Food and Environmental Virology」に掲載されました。
2024年11月26日
タカラバイオ株式会社との共同研究の成果として、「下水疫学調査(下水サーベイランス)用リアルタイムPCRキット」シリーズの新製品2種類(ノロウイルス、アストロウイルス/アデノウイルスF種)が販売開始となりました。
2024年11月20日
下水処理普及率が低いベトナム・ハノイにおいて、河川水中の新型コロナウイルスを2年間にわたって測定し、下水処理場の代替として河川水を対象とする下水疫学調査の有効性を評価した論文(筆頭著者:Yadpiroon Siri氏(博士2年))が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年11月14日
水環境中におけるヒト由来の糞便汚染を検知するための新たな微生物遺伝子マーカーとしてプラスミドDNAであるpBI143に着目し、下水や動物糞便等における存在実態を調査してマーカーとしての有効性を評価すると共に,下水処理工程での除去指標としての有効性を評価した論文が(筆頭著者:Bikash Malla研究員)が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年9月13日
河川水中の微生物マーカーや薬剤耐性遺伝子のモニタリングを目的に濃縮ピペット装置「CPセレクト」の操作条件を最適化した論文(筆頭著者:Yadpiroon Siri氏(博士1年))が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年8月18日
アジア6ヶ国においてA型およびE型肝炎ウイルスに対する下水疫学調査を実施した結果をまとめた論文(筆頭著者:Sunayana Raya氏(博士2年))が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年7月6日
2023年7月〜2024年2月に山梨県内の主要な5ヶ所の下水処理場で新型コロナウイルス、A型インフルエンザウイルスおよびノロウイルスに対する下水疫学調査を実施した結果をまとめた論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年6月17日
ハイスループットリアルタイムPCRを用いてネパール・カトマンズ盆地の様々な水試料中における糞便汚染源を解析した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年5月30日
小児歯科排水中の新型コロナウイルスをモニタリングすることで小児におけるCOVID-19の感染流行状況が把握できることを示した論文(責任著者:関みつ子先生(明海大学))が「Scientific Reports」に掲載されました。
2024年5月23日
新型のハイスループットリアルタイムPCR装置「Biomark X9」を用いて下水中の病原細菌、ウイルスおよび薬剤耐性遺伝子の一斉検出を行った論文が「Environmental Research」に掲載されました。
2024年5月22日
クラリベイト社による学術論文データベース「Web of Science」での被引用状況に基づき、先端研究領域(リサーチフロント)「下水疫学」での活躍が認められ、「第5回ジャパンリサーチフロントアワード」を受賞いたしました。
2024年5月7日
廃材となるビール粕からニトロセルロース膜を作製し、下水中の新型コロナウイルスの濃縮法としての有効性を評価した論文が「Environmental Technology & Innovation」に掲載されました。
2024年4月18日
劇症型溶血性レンサ球菌感染症を引き起こす場合もあるA群溶血性レンサ球菌に対して下水疫学調査を適用した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年4月17日
令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞いたしました。
2024年3月6日
微生物遺伝子マーカーとしてバクテロイデスとミトコンドリアDNAを用いて甲府盆地内の河川水中の糞便汚染源解析を試みた論文が「PLOS Water」に掲載されました。
2024年2月18日
ネパール・カトマンズ盆地の2ヶ所の下水処理場において呼吸器系ウイルスに対する下水疫学調査を実施した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年2月16日
フィリピン・マニラの運河と汚水処理施設で新型コロナウイルスに対する下水疫学調査を実施し、現地でのオミクロン株の流行を捉えることに成功した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年2月13日
COVID-19パンデミック前の2017〜2019年にネパール・カトマンズ盆地の下水処理場と河川で採水した水試料を対象に、6種類の腸管系・呼吸器系病原微生物に対して下水疫学調査を実施した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2024年2月1日
JNC株式会社との共同研究を通じて開発した下水中の新型コロナウイルスの濃縮法「Pegcision法」をキットとして販売開始し、共同プレスリリースを行いました。
2024年1月31日
タカラバイオ株式会社との共同研究を通じて開発した4種類の下水疫学調査用のPCRキットの販売を開始し、共同プレスリリースを行いました。
2024年1月5日
ナノプレート型デジタルPCR装置「QIAcuity」を用いて下水中の5種類の病原ウイルスの同時定量技術を開発した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2023年12月30日
アジア4ヶ国(インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン)において手足口病を引き起こすエンテロウイルスを対象に下水疫学調査を実施した結果をまとめた論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2023年12月29日
新型コロナウイルス感染症流行下においてノロウイルスに対する下水疫学調査を実施し、感染者数の推定モデルを開発した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2023年11月4日
タカラバイオ株式会社との共同研究により開発した下水からの新型コロナウイルス検出用オールインワンPCRキットの性能をまとめた論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2023年7月30日
手足口病の主要な原因ウイルスである4種類のエンテロウイルスを対象に下水疫学調査を実施した成果が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2023年7月7日
下水中の新型コロナウイルス濃度データから処理区域内のCOVID-19感染者数を推定するモデルを開発した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2023年6月21日
病院や施設内における感染症対策に活用され得る技術として、空気清浄機の集塵フィルターから新型コロナウイルスを検出する手法を開発し、株式会社雷神の風と共同でプレスリリースを行いました。
2023年6月21日
取りまとめを担当しました「下水中の新型コロナウイルス遺伝子検出マニュアル 新技術マニュアル」が公表されました。
2023年4月25日
下水中の新型コロナウイルスやノロウイルス等の検出への濃縮ピペット装置「CPセレクト」の有効性について評価した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2022年9月29日
ウィズコロナ時代の新技術として、ハイスループット定量PCRを用いた下水中の新型コロナウイルスと病原ウイルスの一斉検出法を開発し、北海道大学と共同でプレスリリースを行いました。
2022年9月17日
下水中の新型コロナウイルスおよび変異株に見られる特徴的な変異、他の病原ウイルスの一斉検出法を開発した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2022年9月9日
デング熱への下水疫学調査の適用可能性を検討するため、ネパール・カトマンズ盆地の下水試料からデングウイルスの検出を試みた論文が「Environmental Challenges」に掲載されました。
2022年8月5日
JNC株式会社との共同研究の成果として、磁性ナノ粒子を用いた下水中の新型コロナウイルスの迅速検出法を開発した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2022年3月9日
山梨県内の下水処理場で採取した流入下水から新型コロナウイルスのステルスオミクロン株(BA.2系統)の検出に成功し、プレスリリースを行いました。
2022年1月14日
山梨県内の下水処理場で採取した流入下水からオミクロン株に特徴的な変異を有する新型コロナウイルスRNAの検出に成功し、プレスリリースを行いました。
2021年12月15日
JNC株式会社との共同研究の成果として、下水中の新型コロナウイルスの迅速検出が可能な手法を開発し、プレスリリースを行いました。
2021年9月27日
山梨放送の「YBSワイドニュース」にて高感度検出法の開発をはじめ下水疫学研究への取り組みの様子が放送されました。
2021年9月15日
タカラバイオ株式会社との共同研究の成果として、下水中の新型コロナウイルスの検査キットの発売が決定し、プレスリリースを行いました。
2021年8月18日
日本水環境学会COVID-19タスクフォースが取りまとめた「下水中の新型コロナウイルス遺伝子検出マニュアル」に記載されているウイルス濃縮法の解説動画が公開されました(陰電荷膜破砕型濃縮法ポリエチレングリコール沈殿法限外ろ過膜法
2021年5月25日
山梨放送の「YBSワイドニュース」にて下水疫学研究への取り組みの様子が放送されました。
2020年11月19日
科学技術振興機構(JST)2020年度第4回理事長記者説明会にて講演を行いました。
2020年9月11日
科学技術振興機構(JST)の広報誌「JSTnews」(2020年9月号)にインタビュー記事が掲載されました。
2020年7月10日
下水中の新型コロナウイルスの検出法の確立に向けて、複数のウイルス濃縮法によるコロナウイルスの回収率を比較測定した研究論文の概要を日本語にまとめ、北海道大学と共同でプレスリリースしました。
2020年6月26日
国内初となる下水試料からの新型コロナウイルスRNAの検出に成功した研究論文(査読付き)の概要を日本語にまとめ、北海道大学と共同でプレスリリースしました。
2020年6月23日
国内の下水試料からの新型コロナウイルス遺伝子の検出に初めて成功した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2020年6月16日
新型コロナウイルスに関し、感染流行状況を把握するための下水疫学調査の有用性や環境中での動態、検出法、リスク評価法等について現在得られている知見を整理した総説論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2020年6月15日
新型コロナウイルスの代替指標としてマウス肝炎ウイルスを用い、7種類のウイルス濃縮法による下水からの回収率を測定した論文が「Science of the Total Environment」に掲載されました。
2020年5月14日
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況を把握する上での「下水疫学調査」の有用性を提唱した総説論文(Science of the Total Environment誌に掲載)の概要を日本語にまとめ、北海道大学と共同でプレスリリースしました。

連絡先

原本 英司
山梨大学国際流域環境研究センター
〒400-8511
山梨県甲府市武田4-3-11
E-mail: eharamoto [at] yamanashi.ac.jp(スパムメール対策のため、@を [at] と表記しています)