市川大門 摩利支天社祭典 と まちづくりハウスの開設

2004年8月28日(土)


 8/7の神明の花火大会に続いて、8/28市川大門の摩利支天社祭典にあわせた「まちづくりハウス」をPRするための第二弾イベントを、まちづくり懇談会が中心になって行いました。まちづくりハウスでは市川在住や出身のアマチュア画家や書家の方々の作品を並べ、外には「市川の良いところ改善すべきところマップへの記入のお願い」「ホタル情報の書き込みお願い」「お茶やジュースのサービス」「魚善さんの氷のオブジェと和紙の展示」「市川和紙組合の和紙の提灯展示」などを行いました。
 まちづくりハウスの前は地元の人たちが沢山通り、PRになりました。 市川の方の絵や書はとてもアマチュアとは思えない、レベルの高いもので驚きました。市川は文化の町であることに改めて感心しました。
 摩利支天社祭典とは、夏祭りの最後を飾る古から伝わる市川のお祭り。花火も打ち上 げられます。この社の祭神は、仏の守 護神である摩利支天のほか、三柱の神 が祀られています。摩利支天は梵語の マリージで、日月の光や陽炎を神格化し たもので、国を護り、民を護る軍神農 神として信仰されています。中国から この信仰が伝わり、護身(身を守る)・ 隠身(身を隠す)・勝利(勝つこと)・保 財(財産を守る)の神として武士に広が り、そのうち商人や民衆の間でも信仰 されるようになりました。この祭典が過ぎると、賑わった市川 の夏祭りは終わりを告げ、秋祭りのシ ーズンに移行します。
 摩利支天社祭典は地元の人たちが楽しむお祭りです。中央地区から外に出ていった若い人たちが実家に帰ってきます。たくさんの子どもたちが集まります。親戚が集まる笑い声が家々から聞こえてきます。町のどこからでも花火が見えるので、庭が宴会場になっています。活気ある市川が戻ってきたようでした。
 露天が上町の中央通りの起点から南に並びます。南通りの東端道路上は花火の特等席。その先南へ通じる路地を行くと摩利支天社です。お祈りをすると、お札とお餅をいただきました。特別に御神酒も。
 上町一帯の路地は提灯で化粧して、窓を開け放った家々からの明かりと子どもたちの笑い声、ときどき振り返ると屋根の上に花火、とても懐かしくて楽しい雰囲気に包まれていました。

まちづくりハウスの展示風景


まちづくりハウスの展示風景


子ども心をくすぐる魚善さんの氷のオブジェ


町の中から見る花火


消防法以前から花火を上げているから町の中で花火をあげることができる。
なんとスターマインも。17:50〜22時ころまで続きました。
「最近景気が悪くて少ないけど、昔はすごかったよ」



露天の通りは子どもでいっぱい


摩利支天社へ通じる路地


摩利支天社


氏子の方からお札とお餅をいただきます


路地の提灯(写真では雰囲気が伝わりません。。。)
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