■利尻島および西表島においてサンプリングを行いました


早川研では「我が国における微生物の多様性解析に関する研究プロジェクト」に参画しています。これは日本の亜寒帯(利尻島)および亜熱帯(西表島)に生息する微生物を網羅的(全て)分離、同定(種類を決定)して比較するとともに、新しい微生物は菌株保存機関に寄託し、新しい医薬品の生産などに利用していくプロジェクトです。
 山梨大(早川研)のほか、国立製品評価技術基盤機構、岐阜大、千葉大、信州大、京都大、弘前大、理研、明治薬科大が参加しています。山梨大(早川研)は放線菌(抗生物質を生産することで医薬品上重要な微生物)を担当しています。2008年7月と9月に、利尻島、西表島へ教員と学生が出かけ、放線菌の分離源である土壌、樹皮、花、地衣類などの試料採取を行いました。




利尻島(亜寒帯気候)でのサンプリング 平成20年7月26日〜29日




西表島(亜熱帯気候)でのサンプリング 平成20年9月20日〜23日