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講義系科目

<理科内容論>(コース専門科目・化学は15回中4回担当)

  中学校理科において、化学に関連した内容をピックアップして解説するとともに、 身の回りの現象との結びつきについて理解を深める。

<化学一般>(理科教育系必修科目)

  高等学校レベルの化学で習得した内容を理論的にさらに掘り下げることで、 すでに学んだことが「どうしてそうなるのか」をきちんと理解する。

<無機化学 有機化学>(理科教育系選択科目)

  化学一般で学んだことをベースに、化学の基本である「物質」をメインターゲットに、 それぞれの分野について、さらに進んだ理解を深める。 無機化学では、一部は「物理化学」や「分析化学」の分野を含む。

実験系科目

<初等理科実験>(学部必修科目・化学は15回中3回担当)

  小学校理科の授業において実験を取り入れることが出来るように、主に小学校で行われる実験を題材に、その準備段階から実験を設定し、実践します。

<化学実験I>(理科教育系必修科目)

 内容は主に高等学校で習った内容に準じていますが、高等学校では安全性などの面から、あまり行われることの無いレベルの高い操作が必要とされる実験もあります。
  主な実験題材  基本操作(測容器の使い方、実験器具の使用法)
         滴定(中和滴定、酸化還元滴定)
         定性分析(金属イオン分析、有機定性分析)
         物理化学的測定(融点測定、電気分解など)

 <化学実験II>(選択科目、ただしCST参加学生は必修)

 理工系の大学でも行われているような、より専門的な実験を行い、実際の化学の現場で用いられる化学理論を、実験を通して習得すると共に、分析装置などを用いたより専門的な実験技術の習得を目指します。  
  主な実験題材   定性・定量分析(抽出分離、吸光分析、キレート滴定)
          有機合成(アゾ染料、高分子の合成)
          天然物の化学(油脂の抽出)
          物理化学測定(反応速度)