第6回サイエンス・インカレに参加し、文部科学大臣表彰を受賞しました。
こんにちは、B3の徳永です。3月4-5日に開催された第6回サイエンス・インカレに参加しました。サイエンス・インカレは理系の大学学部生や高等専門学校生を対象とした、全国規模の自主研究の研究発表会で、書類選考を通過した,ファイナリスト達が口頭およびポスター発表で自らの発表をします。
今回、私は、ポスター発表部門で、「土壌硬度計の高精度化による斜面崩壊発生機構解明に関する研究」について発表しました。斜面崩壊発生メカニズムの解明を目的にしている研究で、新しい簡単な土壌強度の計測方法を開発しました.従来の土壌強度の計測方法では、試験に時間がかかることや、値段が高いといったデメリットがありますが、本研究では、山中式土壌硬度計をデジタル化し、以下のことを達成しました。
1. 測定の読み取り精度が10倍以上になりました。
2.一人で計測と記録ができるようになり、容易に試験ができるようになりました。
3.コーンの土中での挙動を可視化することができました。
4.斜面崩壊現場で使用し、強度の違いを把握することができました。
5.現場の堆積物の強度の不連続性を把握でき、表層崩壊の機構解明が期待できます。