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英語教育の諸問題II             

 

 

曜限: 木曜3限(13:00〜14:30) 

 (taketak@edu.yamanashi.ac.jp)

 

授業内容と目的 

自己表現力の育成、すなわち、自分の考えや思いを英語で表現する力を育成することは、英語のコミュニケーションや学習へ生徒を積極的に参加させ、コミュニケーション能力を効果的に育成するための重要課題の一つである。しかし、自己表現力を授業の中でいかに育成すべきかという具体的な指導方法に関しては、これまで十分に議論がなされてきているとは言いがたい。そこで、本講座では、英語授業における自己表現活動のあり方のポイントを多角的、かつ、具体的に議論しながら、本講座で議論した自己表現活動のポイントを授業の多様な指導場面で活用し、自分にあった指導方法を自分で考え出し応用できる力を身につけることを目標とする。

 

そのために本講座では次のことを重視する。 

・自己表現活動のポイントを理解する→講義内容を理解する

・自己表現を活動に応用する力をつける→教材作りをもとにした課題に取り組む

・自己表現に関する課題に対し解決策を考える→授業中の議論・レポートから学ぶ 

 

教科書・参考文献 

特別な教科書はなく、毎回授業中に資料を配布する

 

授業方法 

自己表現に関する各テーマに関する講義と議論および演習形式を織り交ぜながら授業を行う。毎回の授業において各テーマに関する課題を出し、次の授業において提出するか、または発表を行うことにする。授業での講義および課題発表をもとに、グループによる課題および議論を行う。最後の10分で、講義および議論から得た感想を書く。

 

成績評価 

出席および授業中の議論への参加 25% 

授業において出される課題の提出状況 25% 

期末レポート 50%

 

なお、期末レポートは授業で議論を行った各テーマを自由に選び自分の考えを論じる論述形式とする(1500字程度)。レポートの評価基準は、@完成度、Aわかりやすさ、B内容による。ワープロによりA4用紙にプリントアウトして提出する。メールが使える場合は、期日までに教官アドレスまで送る。

 

関連推薦図書 

中嶋洋一.(1999). 『英語好きにする授業マネージメント30の技』 東京:明治図書 

大下邦幸編著.(2001). 『コミュニカティブ・クラスの理論と実践』 東京:東京書籍.  

田中正道編著.(1999). 『伝達意欲を高めるテストと評価:実践的コミュニケーション能力を育てる授業』 東京:教育出版 

Griffiths, G. & Keohane, K. (2000). Personalizing Language Learning. Cambridge: Cambridge University Press.

 

その他の関連図書

 

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