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中等英語科教育法 | ||
曜限: 前期木曜3限(1:00〜2:30) (tatakeo@edu.yamanashi.ac.jp) |
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授業の目的 中学校・高等学校における教科としての英語をどのようにして生徒に教えるかという英語科教育の理論と技術をこの授業を通して概観する。また、将来教壇に立つに当たり基本的かつ重要な指導技術を獲得するため、実際の英語授業を想定した具体的な課題に取り組むことによって、指導技術の基礎・基本を発見・体験してもらうことが本講座の目的である。
教科書 『英語科教育の基礎と実践』JACET教育問題研究会編.三修社.1998.
参考図書 『英語授業Q&A』樋口忠彦編著.中教出版.1996. 『中学校学習指導要領解説外国語編』平成10年度告示.文部省. 『高等学校学習指導要領解説外国語編』平成11年度告示.文部省.
授業内容 第1回: オリエンテーション 第2回: 英語教育の目的 第3回: 学習指導要領とコミュニケーション能力 第4回: シラバスと教授法 第5回: 言語材料1 (語彙、綴り、発音、イントネーション) 第6回: 言語材料2 (文法)・明示的指導と暗示的指導 第7回: 言語材料3 (異文化理解)・ティームティーチング 第8回: 技能1 (リスニング)・事前活動と事後活動の意義 第9回: 技能2 (スピーキング)・言語活動の作成と実施 第10回: 技能3 (リーディング)・目的のある技能指導 第11回: 技能4 (ライティング)・プロダクト重視とプロセス重視アプローチ 第12回: 教科書の使い方 第13回: テストと評価 第14回: 教師発話 第15回: 家庭学習
授業形式 前回の授業で提示された課題の提出およびそれに基づいた発表および議論 テキストを使った英語科教育法におけるキーワード・重要概念の理解度確認 英語授業における具体的な英語教材を使った指導の考案とその実演
評価方法 授業内での模擬的指導実演への取り組みとレポート提出による総合評価。レポートでは、英語科教育法における重要概念をいくつか選び、それを自分自身のことばを使って説明し、その概念をどのように授業に応用していきたいかを自分自身の意見としてレポートする。なお、テストする重要概念は、最終日の授業時にこちらから指定し、その中からいくつかを選択して論述してもらう。
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