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2024年度は新企画として、家政教育系に在籍する学生の中から一人ずつ順に、学生生活の一コマを切り出して、簡単なメッセージにまとめてもらうことにしました。乞うご期待。
●ホワイトさんから ←個人名のかわりに色鉛筆の色としました
【家政懇親会】
家政教育系では1年生から4年生まで合同の懇親会が恒例イベントとしてあります。コロナ禍では開催が難しかった懇親会ですが、2023年に再開することができました。懇親会では学年ごと1品ずつ料理をふるまい、先生も含めて料理を囲みました。学年を超えて家政の仲間とお話ができてすごく楽しかったです。もちろん片付けも自分たちで行いましたが、片付け終わってから残ったお菓子を食べて、また話に花が咲いたのも印象に残ったエピソードです。
【追いコン】
家政教育系では追いコンと呼ばれている4年生の卒業を祝うイベントがあります。4年生を祝うお祝いコメントを動画にして4年生に贈りました。追いコンは堅苦しい会ではなく、みんなでわいわいビンゴをして楽しんだり、お食事を頂きながら進路のことから私生活のこと、趣味のことなど沢山お話ができてすごく楽しかったです。席はランダムで決めたのですが、私は4年生の隣の席で、進路に関するお話を詳しく伺いました。自分の将来についてまだ細かくは考えられなかった私でしたが、具体的な流れやスケジュールの話を聞いて、これからの大学生活に対するイメージが湧き、本当にありがたい機会でした。学年の壁がなく、親しみやすい先輩方がたくさんいることが家政教育系の良さの1つです。
●アイボリーさんから
【男女共修】
私は山梨大学で家庭科(家政教育)を専攻している男子大学生です。家庭科と聞くと女性が多いイメージがありますが、私は男子としても家庭科を学ぶことに誇りを持っています。大学では衣食住だけでなく、消費生活や家族関係、保育などについても学べるので、先生になるためだけでなく自分自身の将来や成長にも役立ちます。これから家政教育に来る人たちにもこの魅力が伝わると嬉しいです。
私はとても朝が弱く授業に遅刻することが多いです。朝すっきりと目覚める方法を教えてください。そんな私ですが、困った時には助け合いの精神で支えられています。本当に同級生には感謝しかありません。というのも、家庭科を専攻している学生は少人数ですが、その分同級生や先輩後輩とのつながりが強いのです。楽しい雰囲気の中で実習を行ったり、皆で頑張って浴衣を作って写真を撮ったり、そういった活動が大学生活のモチベーションにつながっています。男女を問わず興味のある方はぜひ一緒に家庭科を学びましょう!
●クリームさんから 2024.7.10追加
【浴衣制作】
家政教育系では、必修科目の浴衣製作の授業があり、今年は2年生4人・3年生1人・4年生2人の合計7人で行いました。4週間におよぶ集中講義によって全員無事に完成させることが出来ました!集中講義が土曜日曜と行われるため休みがなく大変でしたが、7人全員で協力して製作し笑顔で楽しみながら頑張ることが出来ました。また、一枚の反物から自分たちの手で袖を通すことが出来る浴衣になったと実感しこれまでにない達成感を得ることができました。作業のなかでも大変なことはありましたが、協力・教え合いの大切さや、浴衣の柄の意味、その部分に適した様々な縫い方など学ぶことも多く、大人なっても忘れない授業になりました。
【生活の変化】
私は、友達と輪になって食事をする時間が一番好きな時間です。私が高校生の時はコロナの影響によって一度も友達と輪になってお昼ご飯を食べることが出来なかったため、友達と会話をしながらの食事の楽しさや大切さを日々実感しています。1年生の時は、友達と学食やコンビニで購入してお昼ご飯を食べていました。2年生になってその時間の中で変化が出てきました。大学生活に慣れ心に余裕が持てるようになり、様々なことを経験したいという気持ちからお弁当を作る子やバイトのまかないを持ってくる子、おにぎりを作ってくる子など少しずつ自分なりに工夫をして生活していく人が増えました。大学生の今しかできないことが沢山あるということに気づき、日々の生活のなかで工夫をし始めたのです!私も、興味を持つものやチャレンジしたいことが増えたため、貯金をするためにお弁当を作るようになりました。このような変化は、経験を増やすための貯金以外にも生活の充実度が高まり、生きる力を養うことにも繋がっていくと思います。大学生は自分にかけるお金や時間、行動範囲が一番自由であるため、その時間を大切にして今しかできないことに積極的に取り組んでいきたいです!
●ライトイエローさんから 2024.7.10追加
【被服製作実習〜フィッシャーマンズ風スモック製作〜】
被服製作実習ではスモックと浴衣の製作を行いました。今回は、フィッシャーマンズ風スモックの製作についてお話しします。もちろん、小学校や中学校の家庭科の授業でエプロンを作ったり、トートバッグを作ったりしたことはありましたが、今回のように自分で型紙を作成して一枚の布から被服を作ることは初めてでした。私自身、ミシンを使うことが久しぶりだったので少し苦戦しましたが、何とか完成させることができました。出来上がったスモックを実際に着た時はとても嬉しかったです。スモック製作を通して、普段自分たちが着ている洋服の構造、着心地が良い服には様々な工夫がされていることや服を作ることの大変さを学ぶことができました。改めて、一着一着の服を大切に着ようと思いました。
【食物学〜調理実習〜】
先日、食物学概論の授業で調理実習を行いました。調理実習では、肉じゃがとほうれん草のおひたしを作りました。高校生のときはコロナ禍の影響で調理実習を行うことができなかったので、久しぶりに調理実習を行うことができとても嬉しかったです。班のみんなと協力して、スムーズに美味しく作ることができました。調理実習後、自宅でも肉じゃがを作ったのですが、家庭科は学校で習ったことを家に持ち帰って実生活に活かすことができる教科だなと改めて感じました。次回の調理実習も楽しみです。
●レモンイエローさんから 2024.8.23追加
【学年を超えたつながり】
山梨大学家政教育系の学生は少人数であるため、学年を越えた関わりが多くあります。他学年の学生と同じ授業を取ったり、授業外に会ったりすることも多く、雑談や、互いに分からないことを聞き合うなどの交流ができます。
浴衣製作では、先輩がサポート役として教えに来てくださり、分からないところがあった時には先輩にも相談しながら浴衣を作りました。私は浴衣製作をしたことがなかったため分からないことばかりでしたが、先生や先輩のサポートにより、とても楽しく授業に参加することができました。また、授業を履修する際には一人で悩むのではなく、同級生や先輩と情報交換をしながら決めることもできます。このように家政教育系は、周囲の人と協力し合いながら学びを深めることのできる素敵なコースです!
【私生活との両立】
家政教育系にはバイトをしている人、部活をしている人、ボランティアをしている人など様々な学生がいます。それぞれ日々忙しそうですが、そんな中でもスケジュールをきちんと管理して学びに向かっている姿は、とても尊敬できます。このような仲間と共に過ごすことで「自分ももっと頑張ろう!」と思うことができ、勉強や私生活の励みにもなります。
皆さんもぜひ山梨大学の家政教育系で、切磋琢磨し合える仲間とかけがえのない時間を過ごしてください!
次回は、レモンさんが登場予定です。お楽しみに。
家政教育系に在籍している学生から、山梨大学家政教育系の魅力や特色等をQ&A形式で聞いてみました。進路選択の参考としてください。
Aさん
Q.山梨大学家政教育系を選んだ理由、家政に進んでよかったことは?
山梨大学には中学生の頃から興味を持っていました。徒歩で通うことができるためより多くの時間とお金を自己実現のために費やせる、地元の自然豊かな慣れた土地で勉強に集中できる、少人数体制で教育について学べる国立大学、といった点に魅力を感じていました。
教育学部生活社会教育コース家政教育系に決めたのは高校1年次の家庭科の授業がきっかけです。生きていく上で必要な衣食住の知識を身につけたいと思ったからです。実際に家政教育系に進んで分かったことは、家庭分野は決して衣食住だけではないことです。保育学や家庭経営学についても学ぶことができます。
Q.家庭科の授業のおもしろい?
私が考える家庭科の良さは、学んだことを日常生活に応用できることです。数学や物理の公式、古典の読解、日本・世界の歴史などは、それらの分野を専門とする職業に就く人でない限り、将来確実に使う知識とは言えません。一方で家庭科は、教師を目指すかどうかに関わらず、誰でも勉強して損のない教科だと思います。家庭科の知識を身に付けると、自分の生活が豊かになります。教師になれば、児童生徒の生活を充実させるための手助けができるかもしれません。とても素敵な教科だと思います。
Q.家政教育系にはどんな先生がいますか?
少人数体制のため、一人一人に熱心に対応して下さいます。いつも親身になって話を聞いて下さるので、質問や相談しやすいです。
Q.家政教育系の学生の様子は?
質問や相談に対して非常に分かりやすく教えてくれます。履修や実習、試験対策などの授業に関する内容だけでなく、日常生活のたわいもない話や将来の深い話まで、様々な話をします。
Q.その他には?
生活社会教育コースには、社会科教育系と家政教育系の学生がいます。大学2年生以降は、専門の授業が多くなりますが、大学1年生の頃は行動を共にしていました。夏休みに旅行に行ったり、誕生日パーティーを開いたりするなど、とても仲が良いです。
次は、Bさんに聞いてみました。
Bさん
Q.山梨大学家政教育系を選んだ理由は?
様々な教科がありますが、家庭科は最も私たちの生活に関係している教科であるというイメージがあります。食物に関する知識や、快適な住まいに関する知識、子育てに関する知識など、家庭科で学ぶ知識はどれも生きていく上で必要不可欠な知識ばかりであると思います。現在、コロナウイルスの影響により、世界中の人々が先の見えない状態となり、生活に不安を抱えていますが、このような状況の中でも家庭科の知識がしっかりと定着していれば、バランスのとれた食生活をし、体力を増進させたり、裁縫の技術を使って、マスクを作ったりすることが出来ます。このように、家庭科で学ぶ知識はどれも私たちの生活に直結しており、非常に役に立つものであると思います。だからこそ、私は家庭科についてより専門的に学び、生きていく上で必要な知識や技術を身に付け、それらを子どもたちにも還元したいと考え、家政教育系を選びました。
Q.家庭科の授業のおもしろい?
家庭科の授業は、それぞれの分野の理論を学んだ上で、その知識を活かして実験・実習を行うことが他教科と比較して多いため、ものづくりが得意であったり、オリジナルな発想などを形にしたいと思っている人にとってはとても面白いです。
Q.専門科目にはどんな授業がありますか?
家政教育系では2年次から専門科目を履修します。私は2年生なのでまだあまり専門科目に詳しくありませんが、被服学の授業では浴衣やスモックの製作をしたり、食物学の授業では調理実習を行ったりします。また、住居学の授業ではオリジナルの住宅をデザインしたり、消費生活の授業では成年年齢引き下げに伴ってどのような教育をしていけばよいのか考えたりします。どの分野の授業も生活に役立ち、学んでいてとても楽しいです。
Q.家政教育系にはどんな先生がいますか?
食物学、住居学、家庭科教育学、消費者教育、被服学、保育学を指導してくださる6人の専門の先生がいらっしゃいます。少人数制なのでより細かく指導してくださいますし、先生方はとても優しくて質問や相談などに丁寧に答えてくださいます。
Q.家政教育系の学生の様子は?
学年ごとに2〜3人しかいないので、密な関係を持つことが出来ます。先輩方はみんな優しくてかわいいです!
Q.卒業後はどんな先生になりたい?
生まれ育った山梨で小学校の教員になりたいと考えています。いじめや不登校などの問題が山積みである教育現場をリードすることのできる小学校の教師になるという目標を果たすべく、学業に専念し、大学生活を充実させたいと考えています。
次はCさんからのメッセージです。
Cさん
私は地元で進学したい、家庭科の分野が好きといった漠然とした理由で、山梨大学家政教育系を選びましたが、今ではこの学科を選んでとても良かったと思っています。
家庭科は子どもの生活にいちばん身近な教科だと思います。日常生活の中の課題をとらえ考えることで、生きる力や考える力を育成します。子どもの生活に近い教科だからこそ、教える子どもたちとしっかり向き合えるという良さがあると思っています。
家政教育の授業は実践的な授業のつくり方、家政教育の歴史、各分野の深い知識、調理・被服・住居の設計・保育の実習など様々です。家庭科は実習のイメージが強く、その分野が得意で手先が器用ではないとできないと思われがちですが、そんなことはありません。専門の授業は少人数なので、各分野の先生方がひとりひとり丁寧に、優しく、熱心に指導してくださります。やる気があれば大丈夫です。
家政教育系が所属する生活社会教育コースは先生方、先輩方、同級生みんなとても楽しくて優しいです。勉強以外の生活も充実したものになると思います。私も学園祭や、長期休みを利用した旅行など、楽しい思い出がたくさんできました。
家政の分野に興味がある方、教師になりたいと思っている方、充実した学校生活を送りたい方、ぜひ山梨大学家政教育系で一緒に学びましょう。
最後はDさんからのメッセージです。
Dさん
生活社会教育コースの1年生全員で受講する学部入門ゼミで家庭科の先生方の授業を受け、実生活に直結した家庭科教育に魅力を感じ、家政教育系に進むことを決めました。家政教育系では、少人数教育のため、優しく熱心な先生方から一人一人緻密なご指導を受けることができます。また、先輩方とも関わる機会が多く、学年を問わず楽しく授業に取り組むことができます。授業では、教育者として家庭科を教える視点での学びももちろんですが、私自身の生活に役立つ知識をたくさん得ることができました。食、衣服、住居、保育、家庭経済など、よりよく生きていくのに必要な知識が家庭科には詰まっています。家庭科を学ぶことの良さを多くの人に知ってもらいたいと思っています。
家政教育系には毎年決まった行事というものはありませんが、6月から7月頃にかけて学生及び教員が全員集まり、親睦会を開いています。学生は学年毎に工夫を凝らした料理を持ち寄り、皆で美味しくいただきます。2年生は大学生活の目標を、3年生は教育実習の感想を、4年生は教員採用試験に向けての意気込み等を自由に語ります。
〒400-8510
山梨県甲府市武田4-4-37
最終更新日:2025.4.1